春風亭柳枝・柳家緑太・桂竹千代・翁家和助 四人会 宮信明セレクションvol.23
何を隠そう、今年のテーマは真打昇進です。TBS「落語研究会」の解説も好評担当中の宮先生選りすぐりの芸人さんによる「間違いなく面白い!」落語会。人気シリーズ第23弾は、この落語会ではすでにお馴染みの春風亭柳枝さん、今年3月に真打昇進した柳家緑太さんがおめでたい1年の締めくくりに登場、ほかにも来年5月に真打昇進が決まった桂竹千代さんと太神楽の継承と発展を牽引する注目の芸人 翁家和助さんがシリーズ初登場!上り坂の芸をぜひご堪能ください!皆様のご来場、心よりお待ちしております。
- 出演:春風亭柳枝、柳家緑太、桂竹千代、翁家和助、宮信明(京都芸術大学准教授)
- 日時:2025年11月9日(日)14時開演(13時40分開場)
- 会場:新井ふれあい会館 ふれあいホール(妙高市文化ホール隣接)
- 入場料:大人2,000円、高校生以下500円(全席整理番号付き自由席)※未就学児のご入場はご遠慮ください。
- チケット発売日:8月22日(金)10時より販売開始。 ※電話予約の受付開始は、8月23日(土)より。
- チケット販売所:妙高市文化ホール TEL 0255-72-9411(8:30-17:00)、妙高高原観光案内所 TEL 0255-86-3911、マルケー旅行センターエルマール店 TEL 025-543-4120、ローソンチケット(Lコード:35638) ※「高校生以下」のチケットは文化ホールのみ取り扱い。
- 主催・お問い合わせ:(公財)妙高文化振興事業団 TEL:0255-72-9411
- 今年も全部で3回開催!宮信明セレクション落語会2025ラインナップ(2025 宮信明セレクション_ラインナップ PDF)
出演者プロフィール
◆春風亭柳枝(しゅんぷうてい りゅうし)
1981年、東京都出身。2006年4月、春風亭正朝に入門。同年11月、前座となる。前座名「正太郎」。2009年11月、二ツ目に昇進。2021年3月、真打に昇進し、大名跡「春風亭柳枝」を九代目として襲名した。北とぴあ若手落語家競演会大賞、読売杯争奪激突!二ツ目バトル優勝、国立演芸場「花形演芸大賞」銀賞・金賞など、優勝歴・受賞歴多数。耳あたりの良い声と小動物のような愛くるしい表情、派手で陽気ながらも品のある高座。「かんずり」と赤倉観光ホテルが大好き。
◆柳家緑太(やなぎや ろくた)
1984年、大分県出身。2009年11月、柳家花緑に入門。2010年5月、前座となる。前座名「緑太」。2014年11月、二ツ目に昇進。2018年、北とぴあ若手落語家競演会奨励賞受賞。2025年3月、真打に昇進。柳亭市童とともに落語をラップにした「ラップで落語」(YouTube)や、長いマクラと一席の落語が愉しい「おしゃべり緑太の会」(渋谷らくご)が好評を博している。優れたリズム感と高い演技力で、音楽のように心地よい落語を聴かせてくれる。どこにでも自転車で行ってしまうヘンな人。
◆桂竹千代(かつら たけちよ)
1987年、千葉県出身。明治大学大学院文学研究科修士課程修了。2006年、ワタナベコメディスクールに入学。漫才コンビ「ゴーギャン職人」として活動する。2011年7月、桂竹丸に入門。同年10月、前座となる。前座名「竹のこ」。2015年9月、二ツ目に昇進。「竹千代」と改名する。2019年、さがみはら若手落語選手権優勝。2021年、文化庁芸術祭大衆芸能部門・新人賞受賞。2019年には、笑って学べる『落語DE古事記』(幻冬舎)を刊行。「落語風に笑って学べる日本神話」を全国で講演している。
◆翁家和助(おきなや わすけ)
1977年、東京都出身。1995年、国立劇場第一期太神楽研修生となる。1998年、同研修修了。落語協会で前座修行を開始。芸名「和助」。1999年、前座修行修了。三代目翁家和楽に入門する。2008年に国立演芸場「花形演芸大賞」銀賞、2013年に同賞金賞を受賞。「茶番」の復活をはじめ、太神楽の継承と発展を牽引する。太神楽曲芸協会常任理事。いかにも芸人らしい芸人。周囲からの人望も非常に厚い。
◆宮信明(みや のぶあき)
京都芸術大学准教授。1981年、大阪府出身。慶應義塾大学文学部卒業。立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学演劇博物館助手、助教、講師を経て現職。専門は、幕末から明治期の芸能及び文化。2016年に開催された展覧会「落語とメディア」では企画監修をつとめた。2024年10月からはTBS「落語研究会」の解説を担当。著書に『昭和の落語名人列伝』(淡交社、2019年)ほか。話芸の変遷や社会と芸能との関わりなどについて研究している。
『春風亭柳枝・柳家緑太・桂竹千代・翁家和助 四人会 宮信明セレクションvol.23』(柳枝・緑太・竹千代・和助チラシ.PDF)